考えて作っていますか?お客様を惹きつける看板作りの注意点
看板と言っても、どんな看板を設置したら良いのだろう?看板には、どんなことを書いたら良いのだろう?多くのお客様が悩まれます。看板にはそれぞれ異なる役割があり、ただ設置されていれば良い訳ではありません。より多くのお客様に来て頂けるよう「看板の役割」についてご紹介します。
看板が持つ3つの役割
看板には、大きく分けて看板には以下3つの役割があります。
- 店舗を認識させる、または店舗へ誘導をする
- デザインや形、色によって店舗をイメージさせる
(ターゲットをコントロールする) - 入りやすさの演出、おすすめポイントを訴求し、入店を促す
いずれを見ても、看板の役割は「集客」に尽きます。しかし集客をするには上記のような段階が必要です。
お客様に店舗を認知してもらっても、何のお店かわからなかったり、入店しにくい雰囲気であっては、お客様は集まりません。
では、具体的にそれぞれの看板が持つ役割と、おすすめの訴求内容について見ていきましょう。
看板の種類別に見る役割と訴求内容
ファサード看板、欄間看板
多くの場合、入口上部に設置されている看板になります。入口上部にあり、お店の印象を左右する顔となることから、デザインをして店名や屋号、業種を記載することがおすすめです。立体的な切り文字看板にするのも特徴が出て良いでしょう。
既にお店を認知していて、近くに来ているお客様へアピールをする役割を持ちます。
壁面看板
遠方にいるお客様に場所を認知してもらうために設置する看板です。より多くのお客様に気付いていただくため、可能であればサイズは大きいことがおすすめです。夜間にお客様に認知していただくため、スポットライトの設置や、中から光る看板にするのも良いでしょう。
また、文字情報に限らず写真やイラストを入れることで、短時間でもお客様に理解してもらえるように工夫をしましょう。
袖看板、ポール看板
壁面から突出して設置されることから、突出し看板とも呼ばれます。歩道を歩いている際、先にどんなお店があるのか発見を促すことが可能です。
また、訪問予定の店舗を探しているお客様を誘導する役割もあります。店名・社名・ロゴ等のシンプルなデザインになることがほとんどです。袖看板・ポール看板ではデザイン性よりもわかりやすさを意識しましょう。
野立て看板
店舗の近くではなく、離れた場所に設置をしてお客様を誘導する役割や、広告としての機能を持ちます。歩行者のお客様よりも、公共交通機関や車に乗っているお客様をターゲットとすることが多いでしょう。
そのため、一瞬でお客様に場所や業種・サービス内容を理解して頂く必要があります。情報を多く詰め込まず、大きな文字でわかりやすい訴求を意識しましょう。地図を載せることも多くあります。
スタンド看板
集客の最後に位置づけられ、入店を促す役割があります。魅力を感じて、お店の近くに来ているお客様に入店してもらうための最後の一押しです。メニュー、金額、キャンペーン等、「今入って見よう」とお客様に感じていただけるよう工夫が必要です。
店内やメニュー・商品の写真を載せることで、イメージを湧きやすくさせることもおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。集客のための看板と言っても、多くの種類があり、その役割はそれぞれです。全ての看板の役割を考え、素材やサイズ、デザインを考えることは至難の業です。複数の看板設置を検討している場合には、是非プロの看板屋さんに相談をしてみましょう。