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同じデザインでなぜ?看板の色が思い通りに表現できない理由

良いデザインが完成し、いざ出来上がりを見てみるとなぜかイメージと違う...。よくある現象です。その理由には、色の見え方の違いが関係しています。本日は「看板の色が思い通りに表現できない理由」をお教えします。

看板の色が思い通りに表現できない2つの理由

デザイナーさんや看板屋さんにイメージを伝え、納得のいくデザインが完成!看板の製作を終え、設置してもらうとなぜか頭の中のイメージと違う...。そのようなお悩みをよく伺います。
また、各看板の色を統一したはずなのに、なぜか看板によって色が違う!とモヤモヤするお客様も少なくありません。
なぜそのような現象が起こってしまうのでしょう。その理由は大きく分けて次の2つです。

  1. パソコン・紙・看板では色が異なって見えてしまう
  2. 照明あり・照明なしによって色が異なってしまう

いずれも看板を製作する前のタイミングで対策を打つことで、色を揃えることが出来ます。
それぞれ対策方法を見ていきましょう。

パソコン・紙・看板では色が違って異なってしまう場合

なぜそのような現象が起こってしまうのか

パソコンで作ったデザインは、細かな色の設定によって厳密に作られています。しかし、そのデータは別のパソコンで見ると異なる色に見えてしまう場合が数多くあります。

これは、パソコンの画面の明るさや見る角度によって色が異なって見えるため起こってしまう現象です。
そのため、デザイナーさんと各々のパソコンやスマートフォンでデータを見ながら色の話をしても、噛み合わない可能性があります。

また、紙で印刷した場合も同様です。パソコンの画面上で見る色と、紙で印刷する色は異なりますし、紙で印刷したもの同士を照らしあわせても、印刷機の違いで色が異なって見えることが多くあります。
看板の場合も、紙と同様です。看板の表示面に貼るシートは、パソコン上で制作したデータを印刷機で印刷し製作します。そのため、使用する印刷機によって色が違ってしまう場合があるのです。

パソコン・紙・看板の色を統一するための対策方法

このような色の違いを防ぐには、「試し印刷」がおすすめです。

「試し印刷」とは、看板屋さんがシートを製作する際にデータの色と照らし合わせて色みを調整する方法です。実際の看板製作にとりかかる前に、近い色を数パターン印刷することでイメージに近い色を選ぶことが出来ます。
例えば、赤い色の看板を作る際に試し印刷をする場合、濃い赤から薄い赤を数色印刷したシートを作成します。その中からイメージの赤に近い色を選ぶため、イメージとの相違を防ぐことが出来るのです。

試し印刷は、看板屋さんやデザイナーさんの中では「色校正」などと呼ばれています。色校正には費用がかかる場合もありますが、無料で作ってくださる看板屋さんもいます。色にこだわりたい場合は、事前に試し印刷を行えるか看板屋さんに相談してみましょう。

照明あり・照明なしによって色が異なってしまう場合

なぜこのような現象が起こってしまうのか

データと看板のシートの色を調整しても起こってしまうのが、照明の設置方法による色の差です。照明を内側あるいは外側から当てることで、同じ色でも違った色に見えてしまう場合があります。

このようなケースで多いのが次の例です。入口の上部にスポットライトで明るくした青い看板を設置しているとします。窓には同じ色のシートを貼っていたとしましょう。夜間照明をつけると、スポットライトに照らされた看板の色と、窓に貼ったシートの色が異なって見えます。これは、外から光を照らされた色の変化に加え、室内の照明によって色が変化していることが原因です。

照明の有無、照明の設置場所、光の量によって、看板の見栄えは変わってきます。

照明あり・照明なしによって色を統一するための対策方法

このような色の違いを統一するのはとても困難です。方法はあるものの100%統一するのは厳しいでしょう。あくまで緩和策にはなりますが対策としては、先に述べた「試し印刷」に加えて「照明での色校正」をおすすめします。
照明を使った色校正とは、試し印刷のシートに内側や外側から実際に光を当てて色を確認する方法です。この方法を用いることで、大凡のイメージを掴むことが出来ます。ただし、そうしたところでシートのサイズ違いや照明の量が異なるため、看板の色を100%再現することは出来ません。

この対策については、どうしても色にこだわりたい場合や、事前に確認しておきたい場合に取る方法です。看板屋さんに相談すれば、知見を元に最適な色の提案をくださる場合もあります。まずは心配・不安に感じる点を看板屋さんに相談し、対策を聞くことから始めてみましょう。

まとめ

看板を思い通りに作るのは、意外に難しいことがわかっていただけたでしょうか。色の表現で与える印象も異なるため、こだわりももちろん大切です。その一方で、看板で表現できる色に限界があることも事実です。
思い通りの看板に近づけるための方法であれば、看板屋さんや私たちからご提案することができます。一緒に懸念点をつぶしながら、思い通り・イメージ通りの看板を作っていきましょう。

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